カラスダです。
2日目の模様をダイジェストで。
まず午前は午後から始まる具体的なケーススタディの前に
具体的な記載を行う際の注意点を質疑応答を交えた上で説明。
その後にスタッフサイエンティストからIODPで取得されたデータの
まとめ方、保存、データの取得方法などについて説明がありました。
(スタッフサイエンティストのPeterさんの講義の様子)
そして午後からは具体的なスタディケースとして3つのグループに分かれて実際のIODPで採取されたコアを使った記載やデータの取得作業を始めました。
これが今回自分が所属するグループが担当することになったコア。今回のグループ分けはこれからJoides Resolutionで行われる航海(コスタリカ沖、アラスカ沖、日本海)に合わせて
アラスカ沖航海参加者は昔に取られたアラスカ沖のコアを、
コスタリカ沖航海参加者と日本海航海応募者はコスタリカ沖を、
その他の人はカスケード沖のコア(今回の先生が参加した航海で取られたコア)を担当するという流れでした。
あかん。コスタリカ沖とか全く分からん。。確か中米とかくらいしか位置分からんし。。
という全く背景なしの状態で始まった具体的な記載。
自分が全く分からないということで逆に開きなおって色々と聞きながら記載を行って行きました。
堆積物中に白い○っぽい粒々を見つけて
「自分はこれ有孔虫だと思う」と主張して(この時はそうじゃない?という感じ)実際スメアスライド作って見ると、ほとんどガラス質で「火山灰起源じゃないか!」
「すいません(カラスダ)」と色々と迷惑をかけつつも頑張っています。
今日もこの作業が続いて行く予定です。頑張ります。
上の写真はアラスカ組の様子。パソコンを見ているのはコアに関する情報(どのような形で取られたとか過去の記載など)を確認しているためです。
このコアに関する情報は非常に便利で、記載時になぜかアーカイブに謎の欠損があったり、1.5mのコアがなぜが2つのケースに入ってたり謎な状況が沢山あったのですが、
アーカイブの謎の欠損はホールラウンド(半割しない状態でサンプリングを行う事)が行われたこと、2つのケースはこのコアに関してはコアキャッチャーのコアがとても状態が良かったので入っているなどの情報が即座に得られることが出来て非常に便利でした。
情報の管理って重要ですね。。
というわけで3日目。今日も頑張って記載(スメアスライド作り)頑張ります。
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