2018年8月16日木曜日

週間葛生 第九十八号 驕れる者久しからず編

 みなさんこんばんは。博士3年のMです。


 かなり更新が滞っていました。


 この間、京都の調査地に行っていました。やったこと自体はちょっとしたサンプリングで大したことないのですが、調査地はあの西日本豪雨の被害を受けた地域の一つです。


 以前お世話になった地元の方々はご無事で何よりでした。

芦見谷の下流は大きな被害はありませんでした。


 しかし、林道は途中で倒木が覆いかぶさっていて通れなくなっていました。
おやおや。。。

 ただ、これは序の口に過ぎません。


 露頭の近くでは・・・

林道はどこへ消えたのでしょう?

 この写真の視点は以前の林道くらいの高さなのですが、目の前に土砂の壁が立ちはだかります。林道はどこへ?


 原因はこれです。対岸の土砂崩れが、谷を塞いで林道も埋めてしまったのです。

高さ70 m、幅は100 m以上ある大崩落です。

 上流には小さい堰き止め湖ができていました。

魚が泳いで私を笑っていました。

 私の露頭は。。。
露頭消滅です。
 何でしょうね、これは。

 以前はこんな感じだったんですが。
左岸の部分が全部埋まってしまいました。


 こちらの露頭は
before
after


 崖沿いだったので被覆は軽症ですが、どれだけ大きい石が転がってきたのかがわかります。


 この露頭の特徴だった黒と灰色のシマシマも
一昨年の秋の写真です。
 うず高く積まれた土砂の下になりました。
露頭の上に1 m以上の土砂が積もりました。


 以前に落ち葉や土をどかして見やすくしたのですが、自然には全く太刀打ちできませんね。人間の行いは儚いものです。


 四半世紀前から研究されてきた露頭ですが、もはやこれまでですかね。



 一方で、別の場所では川で露頭が磨かれて綺麗になっていたところも。


こちらは前見えていなかったところまで見えるようになってました。

 最後に、私は露頭がああなったこうなったで済んでいるのですが、この豪雨で被害を受けられた方々には心よりお見舞い申し上げたいと思います。


 それでは、ごきげんよう。さようなら。