多田先生が投稿をされたみたいですが、
こちらも負けずに投稿できればと思います。
7月5日から始まった水月の掘削も10日が経過しました。
こちらにいると毎日が問題の発生→対応に追われるの連続で
あっという間でした。
掘削自体が始まってから一週間が経過しやっとコアの処理方法に慣れてきたという所です。
そしてその掘削はというと、堆積物の年代がHolocene(完新世)からついに氷河時代に突入しました!!
古気候の研究の中で氷河時代から間氷期(完新世、おおよそ現在の気候状態)に至った過程は大きなトピックなのですが、現物の堆積物コアで見ながら中川先生のお話が聞けた(それも論文投稿中の最新の話題)のはものすごく贅沢な時間でした。
ちなみに今回の話題に上がったのはベーリング/アレレード期と呼ばれる15000年前後から始まる温暖期の記録が残ったコアです。この時代に水月湖の堆積物には沢山の洪水堆積物と思われる層(上の写真の白いバンド層が相当)が存在し、温度上昇の時期に気候が不安定になり洪水が頻繁に起きたのではないか?と議論をしていました。
あとビックリだったのは突然横山研究室のD3の山口さんが来訪されたこと。
琵琶湖の方で学会がありそのついでに来られたそうですが、本当に突然だったので驚きでした。
週末は掘削を行われる業者さんがお休みということで私達もお休み。
明日はちょっと出かける予定です。
ではでは。 水月湖に関する研究概要と年縞のこといつ書こうか・・・
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