3日ぶりでしょうか?水月湖よりお届けしております。
この数日はサンプリングを行う最終確認の作業に追われていて
作業が終わったら即寝てまた起床して朝食の後に作業という毎日でした。
さらに人が集まりサンプリングが出来る人員が揃ったため、
今回のサンプリングに関しての説明がまずありました。
水月湖での掘削では堆積物があっという間に変色を起こしてしまうデリケートなサンプルであること、またミリ単位精度でのサンプリングが要求されるためにいくつかの特別な行程を挟んでいます。
そして今回の概要が分かった後は決起集会!
今回実際に掘削を行われる業者さんも含めて飲みを行いました。
ちなみに下は業者さん(還暦を遥かに超えられた方)と多田先生との握力勝負。
勝負は多田研男子メンバー全員で挑み全滅。。九州男児強し。
あとは2006年の中川先生が行われたサンプリングの経験よりまず練習用のコアを取って頂き、それを使ってサンプリングの練習を行いました。
上の写真はM1の鈴木君が出て来た堆積物コアの表面を削っている風景。
水月湖の堆積物は還元的な環境で堆積したため、有機物や還元的な物質が沢山含まれており、空気に触れるとすぐに色が変わるためにこの行程が必要なのですが、テクニックが必要として難しい。。
また人が入れ替わり立ち代わり作業を行うということで「フェイルセーフの原則」に基づきこの練習中にミスを起こさないためのルール作成や物の制作も行いました。
そしてついに今日から実際のサンプリング開始しました!
今日はまだ慣れていないので2m程度しかサンプリングができませんでしたが、
非常に綺麗な平行葉理(水月湖の場合は年縞)が見えました!!
やっぱ質の悪いカメラではハッキリ見えませんね。。
でもコアの中に黒白が沢山見えると思います。これが水月湖の堆積物の特徴です。
そしてこの模様にこそ今回、そしてこれまでの研究が水月湖で行われて来た理由があります。
その話はまた次にしましょうか。
ではでは。明日もサンプリング頑張っぞー!!
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