烏田君に負けないようにと、原稿を書いたのですが、しばらくアップしないうちにパスワードを忘れてしまいました。1日経ってしまいましたが、やっとアップできました。
水月湖科学掘削コア分割作業 いよいよ開始
7月5日に現地入りして以来6日目、やっと掘削試料の分割、記載、試料分割作業が始まりました。プレハブ作業小屋の設営、整備に3日、練習用コアを使った全員での各作業ステップの内容確認と手順の検討、作業環境の整備などに2日を費やし、6日目にやっと本番の作業に入ることが出来ました。今回、協力をお願いしたニューカッスル大の中川教授が、試料やデータの質、精度に徹底的にこだわる研究者であることを私は以前から良く知っており、だからこそ掘削前の集中講義や掘削作業への全面協力をお願いしたのですが、それにしても期待以上の徹底ぶりです。Fail Safe (失敗しても、それをカバーする別の道を必ず用意しておくという考え方)の考え方とともに、Fool Proof(想像を超えるバカな行為によっても、破綻しないような仕組みを作る)という考え方にこだわり、使いやすく、間違いが起こりにくいシステム作りを皆で考え、議論しながら作り上げてゆくその態度は、参加院生やポスドクなどの若手研究者を魅了し、皆、議論と工作を楽しみながら7時過ぎまで作業を続けています。食後のミーティングでも、皆が率先して議論に参加し、用語の統一、記載シートの工夫から補助用具の開発まで、熱い議論が交わされ、翌朝には、それが実体となって現れる、といった具合です。実際に参加した人でないと、このexcitementが伝わらないのが残念です。下に、掘削前半の参加者の記念写真でを載せました。(多田)
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