2018年5月5日土曜日

週刊葛生 第九十三号 ペルム紀のシーフードチャウダー編

 みなさんこんばんは。博士3年のMです。


 今回でニュージーランド2018は最終回です。たぶん。


 今回は、南島南部のプロダクタスクリークというところについてです。


 私有地の農地の奥にある小さな谷で、行くにはかなり手間がかかります。


許可をもらって私有地に入り、羊の群れをかき分けて行きます。めっちゃこっち見てますね。


 最後は車が通れないので、徒歩でアプローチします。


ホビットの冒険のようですね。

 以前は地層がたくさん露出していたそうなのですが、行ってみると藪に覆われてしまっていました。
しかもトゲトゲの藪でタチが悪いです。

 
 それでも、なんとか露頭を見つけることができ、
 
結構大きな露頭が見つかりました!


 化石も出てきました。


小さな腕足動物です!



 探していると随分な大物も。


石を粉砕して密集層を探します。

 二枚貝や腕足動物が盛りだくさんで、先週お見せしたシーフードチャウダーのペルム紀バージョンみたいです。


中央に巨大な二枚貝、白いのは腕足動物です!

 こちらは、味付けに葉っぱも入っています。


中央やや上とやや下、右端などにある筋の入った黒いものが葉っぱです。


 曇天の中でしたが、とても充実したフィールドでした。


帰りもホビットの冒険です。


 また、純粋に景色もすごかったです。


本来の自然の姿ではないのですが、それでも壮大ですね。
トラックの屋根からの景色です。
馬の影がかっこいいです!

 また行きたいところですね。


 それでは、ごきげんよう。さようなら。

0 件のコメント:

コメントを投稿