さて、2泊のランソン滞在を終え、我々は進路を南東へと取ります。目指すはベトナム北東部の海岸。そこから今度は海岸沿いを南西に下り、世界遺産のハロン湾を目指します。
というわけで、かなり長いバス旅が始まる訳ですが、まずは飯。
だいたい朝飯はフォーと決まっている。お腹に優しい。 |
ランソンで朝飯を食べ、ひたすらバスで移動します。
相も変わらず曇天。 |
ベトナム北部の田舎風景の中を、主にバスで寝ながら通過していきます。そして、そろそろ昼飯でも喰う頃かな、と思う頃、バスが止まりました。ベトナム北西部の海岸沿いの、モンドンというところです。
どうも、昼飯の前に1つ露頭を回るとのこと。向かった先は、
左上から右下に緩く傾く石炭層が露出する。 |
またまた炭坑でした。といっても、今は休工になっている部分に入ります。ここでは何が見所かと言うと、
クラドフレビスというシダの仲間。 |
植物化石。三畳紀後期のものだそうです。
黒い炭に金色の葉が映えて奇麗。 |
炭層を割っていくと、所々に密集しています。しかし、炭はもろいため、梱包がたいへん。
あるところにはかなり密集して出る。 |
こちらもシダの仲間か? |
その後、昼食を食べた我々は、ハロン湾の近くにあるクアンニンの炭坑博物館を訪れました。
ナウシカの墓所を思わせるデザイン。 |
我々が立ち寄った炭坑は休工中でしたが、この辺りはフランスの植民地時代から石炭の一大産地で、今でも大規模に石炭の採掘が行われているのです。
さすがは共産主義国家ベトナム。何とも労働万歳的なオブジェ。 |
働くおじさんは偉大なのだ。 |
自然科学の展示もあったのですが、ベトナムの歴史の展示がまたなかなか面白い。
ベトナム戦争の展示。 |
その後、我々は無事ハロン湾岸の町に到着し、4階建てのエレベーターの無い宿にスーツケースを持って上がるというイベントを経験しました。この日の移動は距離の割に楽だった記憶があります。
我々はじゃんけんに負けて上の階に。 |
そして、夜は案内の院生ハ君も交えて停電のさなかベトナムビールを飲みかわします。
買い出し。 |
写真撮ってなかったなぁ。
さて、次回は、世界遺産ハロン湾が登場しますよ。
あ、ちなみにですが、もちろん4つ前の写真では展示に触ってはいませんよ。最近は、こういうので炎上しがちですからね。。。一応付け加えておきましょう。
それでは、ごきげんよう。さようなら。
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