2015年6月18日木曜日

週刊葛生 第十五号 豊後大返し編

 みなさんこんばんは。修士2年のMです。


 今日、大分県津久見での調査を打ち切りました。



 この一週間、九州は雨続きでした。





 海の上に雨が降ると、すごい音がするんですね。


 特に南部では大変なことになっているようで、心配ですね。鹿児島県では6月に入ってから1200 mm超えてるそうです。明日にかけても多い所で200 mm以上だそうです。

 雨だと、フィールドノートがふやけてなかなか調査がはかどりません。


人生うまく行かないことばかりだ。


そんな時はな、自然にゆだねてごらん。


俺は、津久見の海にゆだねるぜ!


 まあ、残念ながら、予定通りには進まないままの退却になってしまいました。

 しかし、映画Lord of the RingsTwo Towersでセオデン王が言ったように、
This is not a defeat. We will return. We will return……


 それまでは、さらば津久見。


 そして、臼杵を過ぎ、

 大分を過ぎ、


 別府に着きました。


 別府市の鉄輪温泉という所は、そこら中から温泉の煙が立ち上っています。


 今日はここまで。明日東京に戻りましょう。


焦らない、焦らない。

 本日のお宿です。



 そして、明日東京に戻ったら夜行バスで仙台へ。卒論生の調査が南三陸町で行われるのでお手伝いに行きます。

 だから、敗退ではなく転戦なのです。ちなみに、先ほどのセオデン王の台詞はextended editionで出てきますよ。


 一緒に調査する予定の人たちには、西の地から走り走るうちに呪いを集めてタタリ神にならないようにと言われました。

 無事、こんな↓にならずにエミシの地まで行けるでしょうか。




 では、来週は南三陸の様子をお届けしましょう。

 津久見の詳しいお話は、その後にしようかな。



 それでは、ごきげんよう。さようなら。

0 件のコメント:

コメントを投稿