以前に室内でコノドントを探す方法を紹介しました。
その後月日が経って、我が社も随分と技術が進歩しました!こちらがその様子です。
コノドント探しバージョン2016です! |
以前のバージョンと比べてみましょう。
こちらはバージョン2013です。 |
・・・・・・・。違いがわからないですって!?
まずは、ザルの大きさです。以前は直径20 cm弱のものを使っていましたが、現在は24 cmに格上げしています!
いっぱいにすると結構重いです。 |
水なら3 L以上入り、写真の状態では約3 kgの割った石と2 Lの水が入っています。
これなら、一杯でだいたい一つの試料の仕事ができますね。
ちなみに、水に濡らさずに乾いた石で化石を探すこともあります。
それから、顕微鏡の下に発泡スチロールの台を敷いて、顕微鏡と頭の高さを合わせました。
さらに、奥にコノドント付きの岩片を入れるカゴを2つ置いています。
顕微鏡の左にある色鉛筆でコノドントを丸で囲みます。 |
この段階で、大雑把の分類してしまうためです。
ちなみに、奥のコンピューターに水がかからないよう、サンプル袋をかぶせています。
すごい技術の進歩ですね!
しかし、コノドントを探すのに最も大切なのは、こんな姑息なバージョンアップではなく、
アシタカ from 『もののけ姫』 |
そう、曇りなき眼です。
ちなみに、こうやって地質時代を眺めていると、視力が良くなるそうです。詳しくはこちらから・・・
それでは、ごきげんよう。さようなら。