2014年11月18日火曜日

薩摩硫黄島来訪


先日、薩摩硫黄島に行ってきました。

■薩摩硫黄島とは
鹿児島南方50kmくらいの位置にあります。鹿児島県三島村に所属していて、人口はおよそ100人。
地質学的には、約7300年前に大爆発を起こした鬼界カルデラの北西に位置しているのが大きな特徴です。
最高峰の硫黄岳をはじめとして、現在も活発な火山活動とその痕跡を見ることができます。




■何しに行ったか
僕は地球システム・地球進化ニューイヤースクールというところの事務局をやっているのですが、
(2014年の活動記録はこちら↓)
https://sites.google.com/site/nyswakate/2014
今年5月に講演していただいた大岩根尚さんが三島村役場に務めており、案内してくれました。

一緒に島を回ったのは、大岩根さん(三島村役場)、山下さん(東大・對比地研)、僕の3人。

今回の訪問の目的は
「ウミヘビの冷凍サンプルをもらう(山下さんの研究用)」「小中学校で講演する」「硫黄島巡検+観光」
この3つでした。

■硫黄島・三島村に関する宣伝
今回のように、調査・研究・学生実習などのサポートも積極的に行ってくれます。
また、アイランダーという「島のお祭り」(11/22,23 池袋にて開催)に三島村として出展するそうです。
http://www.i-lander.com/
興味のある方はチェックしてみてください。

■どんなところだったか
あとは写真で紹介します。




初日

船で渡る前日に鹿児島入りしました

当然のように道路に積もっている桜島火山灰(?)

フェリーみしま(竹島・硫黄島・黒島を結ぶ定期便)

桜島の噴煙。これでも全然小さいほうらしい

竹島に寄港。一面竹が生えている島。

硫黄島に接近

南西部に村が集中している

湾の水が赤く濁っている

・・・のは、鉄質の温泉が噴出しているからだそうです。

俊寛像。夜になると走り出すとか、温泉に入りに行くとか言われている。

リゾート開発の影響でクジャクが大量に繁殖している。

硫黄噴出孔へ沢をつめる

近づいたらガスマスクを装着

硫黄の噴出孔

真ん中にあるのは7月頃置いたコンクリ。すさまじい腐敗と硫黄の沈着。

宿の晩ごはん。




二日目

午前中は鬼界カルデラ関連の巡検。集落を取り囲む崖は大爆発の後の陥没でできた。

崖の上からフェリー入港が見えた

溶岩流の上に、鬼界カルデラの噴出物、さらに硫黄岳などの噴出物も堆積していて、とても複雑。

お昼に公園に行く学校の先生が、釣りをしてました。

噴出物を追って島の北東部へ

中村勘三郎の銅像。歌舞伎「俊寛」をここで演じたらしい。

北東部の温泉。南西部よりAl,Siが多いので白濁した泉質。

三島小中学校での講演(僕)

三島小中学校での講演(山下さん)

山下さんを冷凍庫で待っていたウミヘビ
夕方時間があったのでシーカヤックで遊びました

僕は船酔いしてました

完全野外の東温泉。(海からは入れないが、車で行ける)

美しい夕焼け
三日目

硫黄岳へ。※特別な許可を得て調査に入りました

コンクリのブロックがボロボロに腐食している

あたり一面硫化物に覆われています

かつては珪石、硫黄の採掘が行われていたので、廃道がついている。

山頂付近はガス。

自然に崩壊していた硫黄の噴出孔。

珪石採掘に使われていたブルドーザー。ボロボロです

曇っていたが、すこしだけ海が見えた。
下山途中。低く見えているのは稲村岳(玄武岩質)。ふもとから赤い温泉が出ている

一方硫黄岳からは白い=アルミ・シリカ質の温泉が出ている

九州大学(?)の置いている地震計

かつてこの石畳の上をネコ車で石を運んでいたらしい。

展望台で昼ごはん

俊寛堂

花とチョウ

稲村岳にも登りました。

硫黄岳と

集落が良く見える。

四日目
安徳天皇御所

説明を追加

今日で硫黄島ともお別れ

ジャンベという楽器を叩いて見送ってくれました

また行きたい

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