2015年7月23日木曜日

週刊葛生 第十八号 津久見の飯編

 みなさんこんばんは。修士2年のMです。


 今日のテーマは、





 忘れた頃にじゃじゃじゃジャーン。先月調査に行っていた津久見です。

 津久見で行ったご飯どころを紹介しようと思います。それではさっそく。

 まず前置きですが、津久見は漁港の町なので、海鮮料理を主にいただいていました。


カフェもくれん

 カフェという名前ですが、夜ご飯も普通に頂けます。去年の九月はここでマグロのしゃぶしゃぶ鍋を頂きましたが、今回は一人なので、

マグロチャンポン

 他にも、ひゅうが丼と言うこの地方特有のマグロ丼を頂いた日もあります。



浜茶屋

 夜9時過ぎまでやっているありがたい飯屋です。何度か行きましたが、市のパンフレットでお勧めされていたのは、

マグロステーキ定食!!


お川

 おがわと読みます。魚料理屋です。値段はちょっとお高い。葛生のやざわ的ポジションですね。刺身定食がこれ↓で1500円です。


と思っていたら、後からどんどん出てきました。


 写真に入り切っていません。


うみえーる・つくみんち

 漁協内にある食堂的な所です。わりと有名らしく、夜は毎日貸し切られていました。

うみえーるの海鮮丼




新美賀久寿司

 しんみかくすしと読みます。滞在の最終日に思い切って入った寿司屋です。


 普通においしい。

 マグロの尾のステーキ

 最終日だった事もあって、もう一品頼んじゃいました。これがまたいとうまし。



 市内まで行くとそこそこお店が多く、海鮮料理以外も頂きました。


味の店・まるい食堂

 店内に陳列する漫画の数がすごいです。尋ねた店で唯一、生魚のメニューがない所でした。


 テレビの歌番組に合わせて津久見育ちのお母さんが歌声を披露してくれます。


レストラン・ニューエビス

 こじんまりした感じの所です。色々な定食があります。

鳥天定食

 大分では鳥の天ぷらをそれなりによく見かけました。





 なんだか、お腹が空いてきましたね。ご飯を食べにいこう…



 それでは、ごきげんよう。さようなら。

2015年7月3日金曜日

週刊葛生 第十七号 SPring-8訪問編

 みなさんこんばんは。修士2年のMです。




 今週も木曜日に更新しようと思っていたのですが。

 ログアウトしたままパスワードを忘れて閉め出されました。




 「インキー」的な状態ですね。


 さて、今回ですが、今週も出張があったので、そのお話をしたいと思います。


 今回訪問したのは、


大型放射光施設SPring-8

 周長約1.5 kmのリングの中を光速に近い電子が飛び回っている所です。施設内は、こんな感じ。



 実験では、飛んでいる電子を磁石で振動させると放射光が発生する事を利用して、X線を発生させ、分析したいものに当てます。


 分析するのはもちろん


 コノのドント氏。彼は石炭紀のやつです。


 それから、私のサンプルも使わせてもらいました。こちらの、深海の地層から見つけたコノドント。


 既に種まで同定され、示準化石としての任務を負えた老兵です。しかし、分析のためには試料を数百ミクロンのサイズまで小さくしなければいけません。

 そこで、


削り出しました。針でつっついて。取り出せたのがこちら。


 縦200 µm、横500 µm、奥行き100 µmくらいになりました。


 これらの試料を超ちっちゃい試料台にのせます。

乗りたまえ、良い子だから。
byロムスカin『天空の城ラピュタ』


 こんな所で微化石屋の器用な手先が活きました。



 そして、X線を当てながらCTを撮ります。撮影中は画面にX線で見た画像が映ります。


 縦に入っている線の内側の2本の間がだいたい500 µmです。すごい解像度ですね。まだデータは解析中ですが、今の所こんなCTの断面画像が見えました。まずは、上の写真に載せた石炭紀のコノドントから。


 棘の間に泥粒が挟まっている所まで見えますね。

 次は私のコノドント。


 母岩とコノドントの違いがはっきり見えます。いやぁ、すごい。


 今回は、試しの測定だったので一日で帰りました。


夕暮れどきのSPring-8

 ここから東京まで、4時間以上かけて帰ります。


 なんだか最近やたらと移動している気がします。



 それでは、ごきげんよう。さようなら。