今日は、論文の作図などで活躍する、Adobe Illustratorの小ワザを紹介します。
前もって断っておきますが、私はイラストレーターに詳しい訳ではなく、どちらかと言うとローテクな浅知恵ばかりを持ち合わせていますので、紹介内容が皆様の文化的生活を飛躍的に進歩させる可能性は低いです。
ではさっそく。
ダイレクト選択ツール
普通の選択ツールの隣、グループ選択ツールの後ろに隠れています。これを使うと、図形の線の骨組みになっているアンカーポイントを自由自在に操れます。
こんなぐあいに。
アンカーポイントの追加・削除ツール
ペンツールの後ろに隠れています。アンカーポイントを増やして図形を複雑にしたり、減らして単純にしたりできます。
パスファインダーウィンドウ
ウィンドウのところから選択することで表示・非表示を切り替えられるのですが、使用頻度が高いので、たいてい表示しています。図形を合体させたり、逆に分割したり、色々なことができます。
グラデーション
これを使うといきなり図に凝った感が出てきます。グラデーションの色は何個でも増やせます。
shift, option
この辺のキーを駆使するとこまごまとした作業が効率化される気がします。例えば、
・shift + 図形の端をドラッグで、縦横比を保持したまま拡大・縮小
・shift + スクロールで、高速スクロール
・shift + →キーで、選択している図形を大きく移動
・option + スクロールでズームイン・ズームアウト
・option + 図形をドラッグで、同じレイヤー内に図形をコピーして移動
・option + →キーで、ドラッグと同様にコピー&移動
…
てなわけで、shift、optionはcommandと並んで良く使うキーになるので、作図中は上の写真のような手つきになっていることが多いです。
まあ、試してみてください。
こんな雑な感じですが、要はアレです。2月中に一回くらい更新しとこうかなって言うだけなので、あまり深く考えないでください。
では、ごきげんよう。さようなら。