2015年11月15日日曜日

週刊葛生 第二十六号 露頭でコノドント探し編

 みなさんこんばんは。修士2年のMです。


 予告通り、津久見調査のお話です。もう1ヶ月前の話ですが。。。





 今回は、一人でなく、卒論生二人を引き連れていきました。



 まず、彼らを紹介しましょう。

 
多田くん

 ずいぶん渋いハンマーをお持ちで。ダイアミクタイト(笑)を見つけてご機嫌です。


吉澤さん

 サンプルを採る様が堂に入ってますな。ヘルメットが大きくて真剣なまなざしが隠れています。


 サンプル採取などは、ほとんど彼らにやってもらっちゃいました。

露頭を洗うために働く多田くんと、背後でボケっとするおじさん

 じゃ、お前何しにいったんだって?


 まあ例えば、表題の通り、コノドント探しですねぇ。だいたいこんな感じです。

「君、そこの石を割ってくれたまえ」

「何だいこりゃ?おあしじゃないじゃないか。おあしが無きゃ米を返しな!」

「待て待て、拙僧が見てやろう。」
(from 『もののけ姫』)

「ん。」
(石の表面をなめて観察しやすくします。)

「んん…」

「おっ!これは!」

「女。こりゃ、コノドントの大粒だぞ!そうだ、銭が良いなら代金はワシが払おう。これを譲ってくれ。」


 まあ、こんな所です。あとはコノドントがはいった石に名前をつけ、採った場所を記録して、大事に持って帰ります。



 結局お前あんまり働いてなくね?って思ったあなたへ。安心してください。実際はほとんど一人で探してますよ。


 それでは、ごきげんよう。さようなら。