予告通り、津久見調査のお話です。もう1ヶ月前の話ですが。。。
今回は、一人でなく、卒論生二人を引き連れていきました。
まず、彼らを紹介しましょう。
多田くん
ずいぶん渋いハンマーをお持ちで。ダイアミクタイト(笑)を見つけてご機嫌です。
吉澤さん
サンプルを採る様が堂に入ってますな。ヘルメットが大きくて真剣なまなざしが隠れています。
サンプル採取などは、ほとんど彼らにやってもらっちゃいました。
露頭を洗うために働く多田くんと、背後でボケっとするおじさん
じゃ、お前何しにいったんだって?
まあ例えば、表題の通り、コノドント探しですねぇ。だいたいこんな感じです。
「君、そこの石を割ってくれたまえ」
「何だいこりゃ?おあしじゃないじゃないか。おあしが無きゃ米を返しな!」
「待て待て、拙僧が見てやろう。」
(from 『もののけ姫』)
「ん。」
(石の表面をなめて観察しやすくします。)
「んん…」
「おっ!これは!」
「女。こりゃ、コノドントの大粒だぞ!そうだ、銭が良いなら代金はワシが払おう。これを譲ってくれ。」
まあ、こんな所です。あとはコノドントがはいった石に名前をつけ、採った場所を記録して、大事に持って帰ります。
結局お前あんまり働いてなくね?って思ったあなたへ。安心してください。実際はほとんど一人で探してますよ。
それでは、ごきげんよう。さようなら。